今日は、私の周りの人達が変貌しているのでシェアしたいと思います。
私の周りの人達が変貌するという
不思議な事が起きています❣️
度々ブログに登場している母方の伯父・伯母ですが、
数ヶ月前では考えられないような変化が起きているのです。
私の家族だけでなく従弟もその変貌に驚いていました。
更には従弟も良い状況に変化しているのです。
これぞ相乗効果というのでしょうか(笑)
伯父は、良い意味での倹約家ですが家族や身内では単なるケチで貧乏症(笑)とも言ってます。昭和の前後に生まれて育ったので大変な時代でもあったので仕方がありません。
伯母が緊急入院からやっと強制的に退院が出来てから伯父は、伯母の介護をより熱心にするように変わりました。それだけではありません。
伯母は、体が不自由なので唯一の楽しみは、息子(従弟)や娘(従妹)と話すことやドラマや映画のDVDを観る事でした。
しかし従弟は、県外に住むようになり週に一回会いに来ます。それに合わせて従妹も会いに来るようになりました。その間は、伯父と二人でそう会話もなく寂しいものです。私も一日に数回は声を掛けてあげてますが、、、
やはり歳を重ねると同居していた子供が居ないのは寂しいようです。
そこで伯母が大好きな映画やドラマのDVDを観れるようにDVDデッキをプレゼントすることにしました。
近所に住む叔母が(母方の妹)
『おそらく義兄さんは、電気料金が上がらないように節約してるけん。無理だろう。家中の電気も勿体ないと消してしまうとだけん。久美ちゃんが言っても無駄と思うよ。特にテレビも見らっさんけん。ビデオなんて言ったらダメダメと言うよ。姉さんも義兄さんに気を使って観ないというよ。無駄だと思うけどね。』
『最初から無理と決めつけるのはどうかと思うけど❗️ 伯母さんに観せるんだから交渉してみる。DVDデッキも購入しているから使わなくてもいいの!プレゼントするんだから。』
叔母の忠告は気にせず伯母の元に持っていきました。 伯母は、確かに気を使っていたようなので、、
『伯父ちゃん。伯母ちゃんはDVD観るのが好きなんだけど電気代を気にして遠慮してるみたいとよ。でもね。これは一日に10円にもならないから大丈夫よ。それにTVもやたらと事件や事故やコロナばっかりで面白い番組もないでしょう。取り敢えずこのDVDは、昔懐かしい時代劇でTVでも放送されたりしてないから面白いよ!一緒に観て絶対に面白いけん。』
とデッキを設置して昔懐かしい時代劇をつけてあげました。因みに『それからの武蔵 萬屋錦之介さん』
伯母も母も萬屋錦之介さんの大ファンで子供の頃に祖父と一緒なや映画館で良く観ていたので大喜びでした。
そこで伯父が『わぁ。懐かしかね。こやんビデオがあるとたいね。これは面白かったど!俺も一緒に観よう。』
『ねえ!懐かしい時代劇でしょう。これは私も見たけど萬屋錦之介さんはやっぱり上手で良かったよ。DVDデッキも買ってあげたから自由に使ってね。』
伯父も伯母も凄く喜んでくれて伯父は、デッキの扱い方を教えて欲しいと言うまでに更にはDVDを借りて来て欲しいとまで言ってました😊
従弟が週に一回帰って来た日に伯父の変貌を話すと
「うそーーつ‼️」って驚きDVDデッキを確認すると更に首を傾げていました。それを聞いて従弟もこっそり伯母の好きな韓流ドラマを従妹の家に預けていたようでした。
そして先週は、従弟が仕事が決まったと報告がありました。その事を伯父に話すと
「良かった。男は仕事せんとね!いかんけん。」と満面の笑顔で話すので、やっぱり歪みあっていても気にしていたんだなぁ。伯父は死ぬまで顔も見たくない!なんて言ってたけど強がりだったよう。
伯父が「あれは帰って来ても俺には話もせん!」
それを聞いて
『伯父ちゃん、ハッキリ言っとくけど○○ちゃんはシャイで恥ずかしがり屋さんだから伯父ちゃんにありがとう!とか、元気だった?とか素直に言えんとよ。多分、それを変えるのは時間が必要と思うょ。』
「あれは俺にだけ嫌な顔したり知らんふりしてね!他の人にはニコニコして話しよるけん、腹立つとよ。」
『私も父親とは四六時中、ムシしたり知らんふりしたり喧嘩したりするけど、最近はお互いに許しあったりしてる。でもそれまで時間もかかったよ。○◯ちゃんには、伯父ちゃんが気にかけていたよ!って言うと嬉しそうに笑うんだけどお互いに素直になれないとよね。』
「そうだんね。」
『○○ちゃんが帰って来たら伯父ちゃんが声掛けてみたら?愛想ない返事してもシャイは直らないと思えば腹も立たないよ。仲悪くても結局は親子なんだから何かあったら心配するんだから、そうなる前に素直になれば良いんだけどね(笑)』
傍目から見れば小さな変貌ではあるけれど
75歳過ぎると頑なであったり我を通すことも良くあります。幼少期に母の顔も知らずして父親も仕事で忙しく愛情を知らずして苦労して育った環境は、大人になってからは劣等感の塊となっていた伯父。
親の愛情を知らずして子供への愛情を与えるという事を伯父も分からずにいるようです。
やはり自分の父親と同じように仕事ばかりしていて子供には余り興味がなかったように見えていました。
そして、きっと従弟も父親になれば似たような感じになりやすい。
※独身で子供はいませんが、とても素晴らしいパートナーはいます。
伯父は、仕事を辞めて伯母と向き合うようになって、それまで従弟が介護をしていたから大変さにも少しずつ気づくだろうし同時に息子が離れて暮らす不便さも分かってきているよう。
ただお互いに合せ鏡のような性格なので素直になれないのが、たまに傷なようです。